保護した子猫を家族として迎え入れました | 晴れ時々ジャズ

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日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

8月20日撮影

 

俺、はち。はっちゃんと呼んでくれてもええで。
「はっつぁんやと有名な落語の登場人物みたいやし、ハッサンやとアラブの石油王みたいで面白い」て母ちゃんは笑うけど、人の名前で遊ばんといてほしいわ。

あれは8月4日の朝やった。俺が軒下で腹すかせてニャーニャー鳴いてたら、この家のおばはんが出てきて嬉しそうに近寄ってきた。ピュッと逃げたったけど、その日から軒下にゴハンと水が出てくるようになったから毎回ありがたくちょうだいしてたんや。そやけど、翌日の3回目のゴハンの時、気ぃついたら捕獲機に入ってしもてた。そのまま自動車で動物病院へ連れて行かれて、体重測定(662グラム)、体温測定、ブロードライン塗布、血液検査(陰性)...。病院から帰ったら、しばらくは自室にあてがわれた納戸から出してもらわれへんかったけど、いっかいシャンプーしてもろてからは納戸から続く廊下と、廊下の突き当りにあるダイニングキッチンまでは自由に行き来できるようにしてくれた。

この家のおばはんは俺にゴハンくれたり、トイレ掃除してくれたり、膝の上で撫でてくれたり、一緒に遊んでくれたり、二階建ての段ボールハウス作ってくれたり、えらい親切にしてくれる。そやから、俺、このおばはんを母ちゃんと呼ぶことに決めたんや。

 

9月8日撮影

 

この家のおっちゃんは、最初「猫には一切関知しない」て冷たく言うてたけど、すぐに俺にメロメロになってしもて、たまに二階の書斎で自由に遊ばしてくれたりするから、このおっちゃんを父ちゃんと呼ぶことにしたんやで。


9月8日撮影


納得でけへんのは、父ちゃん母ちゃんのゴハンの時間に俺は同席でけへんこと。膝に跳び乗ってテーブルの端から顔だして人間のゴハン見学したり匂い嗅いだりすんのめっちゃオモロイのに、いつも俺の苦手な掃除機がブーンと音たててそのへん掃除し始めるから走って納戸に逃げ込むんや。そしたらすぐにドアが閉まって納戸に閉じ込められるねん。ほんま、けったくそ悪いで。俺のゴハンの時はすぐ横で「よかったねー、はっちゃん」とか「ゴハン、美味しい?」とかうるさいほど話しかけてきて好きなだけ見学しよるくせに!!


9月8日撮影


俺のマイブームは、キッチンマットをズタズタにすること。母ちゃんがキャーキャー言うのがオモロイからよけい張り切ってズタズタにしたんねん。
俺の目標は、冷蔵庫の上とか食器棚の上とか換気扇のフードに跳び乗って、もっと高い場所から人間どもを監視・観察すること。今はまだ小さいからそんなことでけへんけども、いつか必ずやったるからな!覚悟しとけよ...。

ほな、さいなら。

9月9日撮影


はっちゃんのプロフィール


名前:はち
性別:男
生年月日:2022年6月5日(推定)
出身:アウトドア(たぶん)
被毛:白黒ハチワレ
肉球:ピンク
鼻の頭:ピンク
目の色:グリーンの混じったブラウン
チャームポイント:上品な白い胸毛